0220 葛尾村での利用状況、感想
2012.02.20
昨年の10月に皆様から頂いた支援金を基に製作した支援施設タイプをお届けした葛尾村での状況の報告です。 10月12日の午後2時頃に到着したモバスマは葛尾村三春出張所(貝山多目的運動公園管理棟)横に設置されました。 給排水の接続は行わず、電気だけの接続だったため、位置出しなどを含め1時間弱で設置が完了しました。
その後、簡単な贈呈式を行い、N・C・S代表の山下より松本村長へ小さな鍵を渡しました。
設置までの打合せの中で、いくつかのヒアリングをしている際に、三春町内の8箇所の仮設住宅に 分かれて避難している村民の皆様にとって、娯楽が少ないというお話を伺ったため、 合わせてご協力頂いているHope&Homeのハースト婦人画報社、建築資料研究所から提供を受けた雑誌もお渡ししました。 その他にもこれを機会に雑誌提供の呼びかけに、 えい出版、木楽舎、スイッチ・パブリッシング社、Think the Earthプロジェクト、プレジデント社、他から 雑誌、書籍を提供頂きました。ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。この場を借りて深く御礼申し上げます。


設置から3ヶ月程が経過した葛尾村での利用の状況です。

地場の大工さんにより風除室が増築されています。元々のモバイル・すまいるのコンセプトである「設置後の増改築が可能」、それを容易にするために在来工法で作られているのですが、地場の杉材を用いて増築されています。工事をした大工さんにもお話を伺いましたが、数人で簡単にできたとの事です。
利用の仕方について、役場の方に聞いた内容として「住民が敏感になっている健康問題などについては、プレハブでは無く、木の温もりがあるモバスマの中で話しをした方が良いので健康診断をする場所などに使っている」とのコメントを頂きました。その他年末にはしめ縄作りの場所など様々な用途に使って頂いているようです。
住民の方からは、「どこにでも行けるトレーラーハウスは、今の状況に合っている。住まいとして気楽なので良い」と伺いました。
また、元々住まわれていた葛尾村の方が、避難先の三春町よりはるかに寒かったため、プレハブでもそんなに気にならないと話しており、モバスマの断熱性能はまだ発揮されていないようです。(友寄)
